Algorの疲労解析ではFatigue Wizardを使用して実施することができます。
ところが、現在の仕様では、Fatigue Wizardでは、単品であってもアセンブリ品であっても材料特性は一つだけしか利用できません(Fatigue Wizardには材料が一つしか定義できません)。現在実施されているAlgor 2012ベータテストサイトに改善要望として
複数材料特性で疲労解析できるようにしてほしいとリクエストをあげておきました。
2011年1月アーカイブ
Algor Simulationにおいて以下の条件がそろうと解析がうまくできません
・線形材料による静的応力解析(解析タイプ)
・中間節点を使用
・部品温度の設定を使用して部品に温度を与えている(熱応力解析などのため)
上記3つの条件がすべてそろった状態で解析実行できないことが判明、Autodesk開発グループからもこの現象を確認してくれました。開発グループでは本不具合を取り除いてくれるとのことです。
現状の回避策は
・中間節点を使わない
が一番簡単ですが、
開発チームからの代替提案は、以下の通りです。
・中間節点は使用した状態でも
・各部品の「要素定義」ダイアログの「熱」タブで、「応力なしの参照温度」に
設定したい温度値に「マイナス符号を付与した値」を入力します。
この条件で、解析実行すれば、中間節点のある2次要素を使用をしている場合でも
熱応力解析を実行することができます。
この原理は、基準となる温度が「解析パラメータ」ダイアログボックスの
「熱/電気」タブで設定されていており、「節点温度の規定値」(デフォルトは0℃)と、各部品の「要素定義」の「熱」タブで設定されれている温度のとの差分に、熱膨張係数をかけて熱応力の解析をしているので、このような回避法により「部品温度」を設定したのと同様の効果が得られることがわかりました。
不具合が解決されましたら、お知らせしたいと思います。
