FAQ - 線形解析の強制変位の設定法

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ALGORで解析タイプ「線形材料による静的応力解析」では、節点に強制変位を与える ために「変位境界要素」を使用します。

NodeDispElem.jpgのサムネール画像

このダイアログボックスで節点に与えたい強制変位量を「変位量」エリアに入力してください。 そして、変位を与える方向を「方向」から各方向のラジオボタンを選択します。
次に「剛性」の個所には、気をつけて値を設定しなければなりません。ALGORの線形解析 機能では、強制変位を与える方法として仮想的な「バネ」要素を「変位境界要素」として設定し、 任意の節点に強制変位を与える仕組みをとっています。
この「バネ剛性」には、材料の本来持っている剛性値よりも十分高い値を設定する必要が ありまして、経験的には、ヤング率の10桁程度大きい値を設定してあげるとよいようです。 (そうすると、確実に指定した節点にきちんと指定した強制変位を与えることが可能なよう  です。)
これは有限要素法プログラム開発の歴史からすればSAPIV系で使用されていた方法で あることをご存じの方も多いかもしれません。

さて、もうひとつ重要な設定があります。「変位境界要素」を使用して強制変位を与えた あとは、「解析パラメータの設定」に重要なポイントがあります。

LinearBounElem.jpg

ツリービューから「解析タイプ」>「解析パラメータ変更」を選択します。
そして、図中にしめされているように「Load Case Multipliers」の中で「Boundary」にフラグと して「1」を入力してください(なお、ここで「2」など入力すると「変位量」で指定した数値に この「2」を乗じた値が変位量となります)。
このフラグをONにしないと「変位境界要素」による「強制変位」は有効にならないので気をつけて ください。